気楽である。
あとは銭湯の掃除したり接客するイージーモードよ。
二日間の焼き菓子の現場、いろいろ面白い。
①焼き菓子紹介から保冷バッグを買わせる商法。
焼き菓子(ショコラ)と生菓子(タルト)を買えば差額420円で保冷バッグが購入できます。
当ブランドオリジナルデザインで、ブランドカラーであるペールトーンの水色がかわいいカラーである。
圧の人から、「タルトとショコラご購入のお客様には差額420円でこちらのかわいいバッグもお付けできます!」とお勧めしてください。と言われてその通りにやってる。
バッグセット、という名前だったかな。
まじで要らんやろって思いながらオススメしてるんだけど、なんで買うんだろ?
別に可愛くもない。
なんでお菓子買いに来たのにバッグ買わせるの笑って思ってる。
私がお勧めされたら「は?」って思っちゃいそう。
「要らんがな。早よレジ打ってくれよ。」そんなこと絶対顔に出さないし言わないけど。
メーカー社員にもおすすめの得手・不得手があり、自信なさげな雰囲気でオススメすると買ってくれない。圧の人みたいに、さもこのバッグセットに価値がありますよ!って言い方と表情でおすすめすると買ってくれる。
結局ゴミになるものをいかに良く見せるか、どの業界でも同じだよな。
服もゴミみたいなやつを綺麗に加工して嘘かほんとかわからないトレンドを踏まえたキャッチコピーを考えて売ってる。
お菓子も「人気です!」、「クリスマスにもたくさん売れた、おすすめの商品です!」って言ってもそんなの適当になんとでも言えるわ。
物語ってマジ大事だよな。
これって洗脳だよなって思いながら売ってる。
企画の会社にいた時も「ストーリーが大事。」ってよく言われてた。
無いわそんなもん。
②ブランディング
店の前の客から「かわいい〜!」との声が聞こえることがあり、ブランドのカラーを全面に打ち出した店構え、パッケージ、我らが着てる若干変な制服が相まって上品で柔らかい雰囲気のお店に仕上がってる。
見た目の可愛らしさ、イメージの大切さを感じる。
アイキャッチをいかに取るか、興味を引くかが重要。そこから購買につながるって店の前で立ちながら思ってる。
制服が若干変なのも重要な気がする。
ちょいダサい隙のようなものが大事なのでは。
ダサい方が親しみあるよね。
ローファー履いて頑張ってるよ。
③休憩室が快適
今回の休憩室も前回の休憩室もよく眠れる、静かな空間である。
30分くらい爆睡してる。
おでこがシワシワになるくらい寝てる。
私はお弁当を持参してるんだけど、エノキやブロッコリーを噛む、シャクシャクという音が休憩室に響き渡るくらい静かよ。
エキュートや駅構内で働いてる人の休憩スペースなんだけど、皆ぐったりしてる。
駅ナカの商業施設の人ってこんな疲れてるんだ...。知らなかった。
④どっちがどっちかわからん
「生タルトショコラ」と「ザカンパネラ東京」を連呼してるんだけど、これがたまにごっちゃになってる。
「生ショコラタルト」って言ってるし「ザ東京カンパネラ」って言ってるし期間限定なのか数量限定なのか適当に喋ってる笑。
お店はこれだよ。
味はうまいけど、まぁ普通。
まとめ
いろんな人が行き交う場所で、一度きりの人たちと働くこの刹那的な時間。
仕事は全く面白く無いけど、へぇ〜って思うこともいろいろあっておもろいよ。
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