2019/08/21

お姉ちゃんと行くMR(written byみんこちゃん)

今日は妹が書きます。
こないだ姉と新宿でMR(市場調査)した話です。

今回は姉が来年の秋冬展に向けた素材ネタ探しで、伊勢丹とルミネに行きました。
私達姉妹はアパレル業界にいる身なので、来季の商品企画や商談のネタとして、色形素材の流行りとか、店頭で売れている商品とかコーディネイトをチェックし続けないといけないんです。
姉は数日前から「何も思い浮かばないどうしよう。いいもんは高くてウチの会社には現実的じゃない。OLの気持ちが分からねえ。」とずっと言っていました。
最初に伊勢丹へ。2F3Fをうろうろアンドとことこします。
このフロア、随分入り易い雰囲気になった。昔は外から眺めるのが精一杯だった・・
姉とのMRは楽しい。服を見た感想がおもろしろい。
ベルトがポイントの服を見れば「この縄でみんこちゃんを叩いて朝起こしたいよね~」
タイトスカートを見て「ランチで大盛り頼んだら午後は窒息しそう」
汗しみ対策の【VS カットソー】に対して「VS姉だったらどうかな。私に勝てるかしら」(姉はマジもんの汗っかき)
こんなことをずっと言って2人でゲラゲラ笑う。
この人の脳内には、インフルエンサーがいない。
お洒落になりたいとか、鮮度のある商品を着て気分を上げたいとか、そういう次元で生きてない。
そんなことより、お尻の筋トレやぬか床チェックが大切ですから。

私も店頭やコレクション画像を見る時は邪念ばかり感じるから、脱線しちゃう気持ちすごくわかる。
いかんいかんと思っても、すぐ別の方向に進んじゃう。
フワフワしたまま会議に出て、他の人の提案を聞いて、注目すべきポイントはそこだったんですね・・と毎回思ってた。
他人の意見はとても参考になる一方で、自分は企画出し向いてないのかなって悶々としたあの頃~。
姉とMRに行って、そんなことを思い出しました。
アパレルから一旦離れると、上に書いたことは大体どうでもよくなる。
来週のプレゼンに悩んでる姉は大変そうだったけど、物事を斜め横から見ている感じとか、独特の感性は才能だと思う。周りの人を楽しませてくれるから。
私もその一人だよ。
ずっとゲラゲラ笑う妹でいるから、ずっと愉快な姉ちゃんでいて欲しい。
いつか、怖い父と聖母みたいな母と死にたい妹と狂った姉の話を漫画で描いて欲しい。

姉のミッションは素材開発だから、デザインを考えるよりもヒントが少ないんだろうなぁ。
沢山の取引先ブランドを一括りにして提案するっぽいから迷走するんだろうなぁ。
営業おじさんに生地屋の展示会に連れてってもらえるといいね。プッシュプッシュ!だよ。
ルミネの徘徊も終わり、これやっていうネタがまだ見つからないまま帰宅。
途中に寄った大戸屋でランチして美味しかった。

次回のMRは会社の仲良しお姉さんと行くみたいです。

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