ラベル 美術館 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 美術館 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020/01/23

日曜日のまとめ

昨日今日と寒い日が続きますね。
展示会が始まり、大嫌いな人前で話すことをする日々です。
まだまだお客さん少ないけど、本当にいつまでたっても慣れませんね…。

毎日朝ごはんはヨーグルトと豆乳を少し入れたコーヒーなんだけど、お昼前におなかがすくなあ。
11:45分からのお昼休憩が待ち遠しい。
もっと食べたらいいんだけど、朝ってそんなにお腹空かなくない?
今朝は珍しくサツマイモを食べてきました。
シルクスイートは甘くてしっとりしてておいしいなあ!

この前の日曜日は久しぶりに上野の科学博物館で「ミイラ展」に行ってきました。
ミイラ展って、意外と混んでるんだね!
ミイラを見に来るもんだなぁ、と思った。
その場にいると「これが、ミイラか…」って気持ちだけど、あとから思い返すとじわじわと「ミイラって、実在するんだな。」って考える。
人も、動物も、死んで時間が経過すると小さくなるんだな。
科学博物館の展示ではミイラをCTに通して分析して、「この方は生前重い結核にかかっていたようです。とか「頸椎につらい痛みを感じながらも即身仏になられた。」とかコメントされていました。
結核の病歴がわかるんだ…。
通常は脳を取り出し、代わりに樹脂を詰めてミイラを作製するそうだけど、一人脳がそのまま残っているミイラがいて……「ミイラがいて」っていう表現でいのかな。
とりあえず。
脳が残ったままって筒井康隆のSSに出てきそうだなぁ、もしかしたら、何かこの人は思っているのかも…。
生死のボーダーラインが揺らいだ感覚だった。
死んでるけど、形があるってわたしの常識からするとありえなくて、そんな違和感を感じつつ、どんな背景があったのかを説明を読みながら展示を見ました。
日曜だったせいもあり、めちゃ混んでいました。

夜は久しぶりに妙法湯でバスクリンの湯を楽しみました。

2019/08/17

日美展初めての公募展に行ってきたよ@六本木国立新美術館

今日はまたもやMAYちゃんと六本木の新美に行ってきた。
家族で食事をして、帰宅して滝汗で掃除して布団も干した。
シャワーも浴びた。
夏は1日に3回くらい着替えるって話をしたら、みんこちゃんに「赤ちゃんみたいだね。」って言われて確かに、と思った。
今日の展示は初めての公募展。
無料です。
無料なところに意味があるって話をMAYちゃんとしたんだけど、「お金を取る展示は上手いから、見ない。」って言って無料のだけ見てきた。
MAYちゃんは結構毎年見ているらしく、誘ってくれました。
プロアマ問わず、幅広い方の作品が展示されている、らしい。
会場は広いし展示数も多いので結構サクサク見ないと大変、なんだけど足をつい止めたくなる絵がたくさんありました。
力作多し。
全体的に動物とか風景、人物をモチーフにする絵が多かったんだけど、なんでこれをモチーフにしたんだろ、なんでこの状況にしたんだろ、っていう絵に惹かれる。
なんだろ、これ...っていうのがスルメみたいな作品で面白い。
お気に入りはメモした。
是非来年もみたいです。
https://nichibi-kaiga.site/
別のフロアに高校生の作品も展示されていて、めちゃフレッシュ!って思った。
懐かしい気持ちになります。
高校生の絵を見ていると、「わかるわかる〜」って気持ちになりました。
親戚のおばさんってこんな気持ちかしら。
この時にしか描けないものってありますよね。

そのあと会場の外のベンチでだらだら喋っていたんだけど、質問をいろいろしてきたのが面白かった。
・なんで結婚したの、どうしてこの人だって思ったの
・旦那と喧嘩しないの
・何に怒るの
・どういうデートするの
なんか、彼氏ができたばかりの女子高生みたいで可愛いなって思った。
MAYちゃんにも彼氏が最近できて、わたしの歴代のやばい話をして名前を覚えてくれたらしい。学生からの付き合いだとやばい話ばかりだな。
露出狂の話が最近のNEW ONEだったので話して、MAYちゃんは出会ったことある?って聞いたら、「バスに乗ってたら、横の車の運転していた人が下半身裸だった。」って言ってた。暑かったのかな?それか、失禁しちゃったのかな。
何に怒るのって言う話では、「家中旦那の毛だらけになると全身脱毛しろ。」って激怒するっていったら「こわい...」って言われた。
ツルツルの猫みたいになってほしい。

いまからMEN IN BLACK amazonプライムで観ようっと。

2019/07/20

クリスチャン・ボルタンスキー展 @国立新美術館

ボルタンスキーの展示を六本木、国立新美術館で見てきました。
国立新美に行ったのはこれまた久しぶり...何を前に見たのかも忘れてしまったけど、広くていいよね。
大学からの友達MAYちゃんに誘われたので喜んで行きました。
いろんな友達がいろんな事を教えてくれて楽しい。
天ぷら定食も食べた。
天ぷら美味しい揚げ物美味しい。サクサク。

クリスチャン・ボルタンスキーの展示は初めて見るし作風も全然知らなかったんだけど、孤独そうだな〜ってなんとなく思いながらチケットを買いました。
最初の映像作品、「咳をする男」と「なめる男」で笑ってしまった。
多分ほとんどの人が「怖い」とか「気持ち悪い」とか「かわいそう」って思うんじゃないだろうか。
わたしとMAYちゃんはずっと笑ってた。
最初の作品でこれを持ってきたのになんの意味があるんだろ、ってずーーーっと考えた。
何が面白かったって、「え?」っていう疑問が転換されてされてだんだんおかしくなったというか、永遠「咳をして」「なめて」いるのが単純に滑稽に見えた。
かわいそうすぎて笑えるというか...。
わたしは滑稽に見えたけど、どうなんだろ、他にも笑った人はいるのかな。
一瞬見て出てく人多数、気持ち悪いのかな?
でもわたしは「なめる男」を2回目見た時(2回見た)、なんか気持ちがわかったんだよね。
こういう、狭くて暗い部屋で人形をただただ舐めてる、愛おしく、ゆっくりじっとり永遠に。っていうシチュエーションはいろんな形で皆にもあるんじゃないかな?
対照が「人形」で「なめる」っていうのが何にでも置き換えられると言うか、自分しか知らない愛するものに対する愛情の示し方、みたいなものをわたしは感じました。
「なめる男」のなめてる舌が綺麗で、これ作者本人かなーって気になる。
咳となめる男の「ボーーーー」っていう挿入音?が会場の途中まで響き渡って、この最初に見た映像のバックサウンドを聴きながら会場を回るのいいなって思いました。

とにかく全体的に照明も落とし気味で薄暗く、作品に照明を使っているものが効果的に揺れたり影を作ったりしていて、影絵の中に自分が立っていて、自分の影も作品と混ざっていくのが心地よい。
揺れる電球に作品の影ができ、自分の影ができ、一緒に揺れている。
「黄昏」という作品では、たくさんの裸電球が床に置かれているんだけど、毎日3個ずつ新美の展示会期中は電気が消えていくっていうインスタレーション作品。
「命のろうそく」っていう絵本を思い出した。
展示の最初と最後で変化が起きるって言うインスタレーションって時間の経過がストレートに見られていいなって思う。
もう一回行きたくなるしね。
カナダの寒そうな地に無数の風鈴を棒から吊るして映像を撮る作品は、広い会場でただひたすら風鈴が鳴っている映像が流れてるんだけど、会場の寒さも相まっていたのが良い。
めちゃ寒かった。笑
あれは意図的に寒くしていたのだろうか。
作品の前に長椅子があって、結構長い間二人でじっとしていた。

最初の映像が衝撃的と言うか、好き嫌いが分かれそうだけど進んでいくと結構素直な表現をする人だなって思いました。
現代アートは主張が強くてちょっと苦手だけど、この人は人それぞれの孤独に寄り添うような、鬱陶しくない感じ。
孤独の魂がたどる道って言う感じかなあ。
あんまし混んでなくてとても良かったです。
美術館と銭湯が混んでいる時ほど悲しいものはない。

明日は選挙だよ。